Brazeのユーザー検索ページについて解説

Brazeのユーザー検索ページについて解説

Clock Icon2022.12.16

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Brazeブロガーの國崎です。
今回はBrazeのユーザー検索ページについて解説します。

Brazeはユーザーに紐づく情報を取り込んでメッセージを配信するツールですが、このユーザーに紐づく情報はユーザー検索ページで参照できます。
本記事ではこのページで表示される各項目について解説いたします。

ユーザー検索の仕方

左メニューのユーザー検索から遷移すると以下の画面が表示されます。
ユーザー検索1

ユーザー検索は登録されている以下いずれかの値で検索することができます。

  • メールアドレス
  • 電話番号
  • External User ID

検索の際の注意点としては完全一致でしか検索結果には引っかかりません。
部分一致では検索結果には引っかからないので、特定のユーザーを検索する際は検索する値をしっかり把握しておく必要があります。

ユーザー検索に表示される項目について

こちらでは実際に表示されるユーザー検索の項目について紹介します。

名前・メールアドレス・電話番号・位置情報

「名前」はfirst_nameとlast_nameが表示。
「メールアドレス」と「電話番号」はこの画面で追加することもできます。

ユーザー検索2

「テストユーザー」は設定すると開発者コンソール>Event User Logでログが見れるようになります。
「位置情報」が取得されていると、右側にマップが表示されます。

Overview

プロファイル

一般的に使われる属性情報が表示されます。
「年齢層」は生年月日から自動計算で算出できます。

ユーザー検索3

セッションの概要

「セッション」はトータルのセッション数、「最後に使用」は最後のセッション、「最初に使用」は最初のセッションになります。
ユーザー検索4

セッションが切れる定義についてはアプリとWEBで異なり、以下のようになります。

  • iOS…アプリをバックグラウンドにした時
  • Android…アプリをバックグラウンドにして10秒後
  • WEB…ページから離脱した時、または30分間操作がない時

カスタム属性

Brazeで作成した属性情報でユーザーに紐づけられているものが表示されます。
ユーザー検索5

ネストされたオブジェクトを表示をクリックするとポップアップでネストの情報が表示されます。

ユーザー検索6

最近のデバイス

直近で計測されたユーザーの端末が表示されます。
ユーザー検索7

複数端末の判定がされた場合はデバイス数のカウントが増えます。

カスタムイベント

Brazeで作成したイベントログでユーザーに紐づけられているものが表示されます。
イベントが最後に行われた日時やトータルの回数が確認できます。

ユーザー検索8

購入

Brazeで作成したイベントログに金額がついているかつ、ユーザーに紐づけられるものが表示されます。
名前の部分はproduct_idで設定したものになります。

ユーザー検索9

Engagement

連絡先の設定

メールやプッシュ通知の配信設定が表示されます。
この画面で配信設定を調整することも可能です。

ユーザー検索10

キャンペーンの受信・キャンバスメッセージの受信

ユーザーが受信したキャンペーンが表示されます。
各キャンペーン名をクリックすると、設定されたキャンペーンページが別タブで開きます。

ユーザー検索11

同様にキャンバスメッセージの項目もあります。
ユーザー検索16

セグメント

ユーザーが該当するセグメントが表示されます。
各セグメント名をクリックすると、設定されたセグメントページが別タブで開きます。

ユーザー検索12

コミュニケーション統計

最後に受信したメッセージの日時が表示されます。
ユーザー検索13

インストールアトリビューション

ユーザーがアプリをインストールした時の分析が出来ます。
ユーザー検索14

インストールアトリビューションの機能については当方で利用していないため詳細はよくわからないですが、外部ツールと連携して使える機能のようです。
詳細はドキュメントをご確認ください。

ユーザーインストールを理解する

その他

ユーザーにランダムで振られる番号が確認できます。
テストで検証したい時などセグメントで活用することができます。

ユーザー検索15

予測

チャーン予測や購入予測の設定をしてると表示されます。
ユーザー検索17

こちらについての詳細はドキュメントをご確認ください。

予測スイート

Social

TwitterとFacebookのアカウントに連携がしてあると表示されます。
ユーザー検索18

接続後はフォロワー数などが表示されるようになります。

Messaging History

ユーザーが受信したメッセージの履歴が表示されます。
チャネルや受信したメッセージのバリアント、受信したデバイスなど細かい一覧で見れます。

ユーザー検索19

まとめ

以上、ユーザー検索ページの紹介でした。
当ページについてはドキュメントでも詳しい説明が記載されてありますので、以下に参考リンクもご紹介させていただきます。

ユーザープロファイル

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